「メールでプレ相談」の試行について
- 2013年09月11日
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私は,お困りのことがあれば,気軽に法律相談を申し込んでいただいた上で,お互いに顔を合わせた上で,お話をしたいと考えております。そのために,メールやお電話での法律相談は原則としてお断りしています。
しかし,「気軽に法律相談を申し込んで下さい。」と弁護士側から言ってみても,相談をされる側の皆様からすれば,「そんな気軽になんて相談できないよ。」とお考えであるのは無理もない気がします。考えてみれば,私も,「ちょっと体調が悪いな。」と感じても,「こんなことでお医者さんに相談したら,笑われるかも。」と思って我慢したり,市販の薬を服用して済ませるということが結構あります。それだけ,専門家のところに相談するというのは,億劫というか,使い古された表現を使えば「敷居が高い。」ということになるのかも知れません。
そう考えると,「そもそも弁護士への法律相談に値するのかどうか。」を,それこそ気軽に問えるような手段があればよいのではないかと考えました。
実は,そのようなニーズに応えるサービスは既にいくつかあります。
例えば,法テラスの「法テラス・サポートダイヤル」に電話すると,その方がおかれている問題を解決してくれるような窓口について,情報提供サービスをしてくれます。
また,長野県弁護士会が実施している「電話無料ガイド(ご参照ください)」は,「弁護士に相談したいが弁護士を知らない,裁判を起こしたいが手続きがよくわからないなどといったお問い合わせに,弁護士が直接電話でお答えします」と銘打って実施されていますが,これなどは,ご自分のおかれている状況を話す中で,裁判が可能か,弁護士に相談に行くだけの価値があるか等を「ガイド」してくれます(このサービスはあくまでも「ガイド」であって,法律相談そのものを電話で行うものではありません)。
これらのサービスは,有益なものですので,大いに活用していただきたいと思いますが,中には「電話することが恥ずかしい,億劫である。」という方もいらっしゃるかも知れません。
そこで,当事務所では「メールでプレ相談」と銘打ったサービスを試行することとなりました。
これは,メールで状況についてご説明いただき,おおよそどんな手続や相談窓口が考えられるか等についてお答えするものです。
あくまで,「相談」ではなく,「プレ相談」であって,お困りの点の解決策そのものをお示しするものではなく,解決に向けてどのような手続や相談窓口が考えられるかをガイドするものですので,その点をご理解ください。
費用は無料です。ただ,あくまでガイドですので,その内容についての責任は負いかねること,原則として,メールのやり取りは一往復とさせて頂くこと(ガイドしたことに対する質問はご遠慮ください)とします。また,御返事までに2~3日程度を見てください。
【メールでプレ相談】のご利用方法
- 当事務所のホームページの「お問い合わせ」「メールでのお問い合わせはこちら」のいずれかをクリックして下さい。
- お名前とメールアドレスをご記載ください。
- 「メールでプレ相談」を「希望する」にチェックを入れて下さい。
- 「お問い合わせ内容」のところにガイドしてもらいたい内容等をご記載ください。
- 「送信」をクリックして送信してください。 どうぞお気軽にご利用ください。